フリーエンジニアの報酬の精算方法の確認
フリーエンジニアがクライアントから案件を受注する場合、契約書を締結します。その帯のフリーエンジニアの契約形態は業務請負契約になる場合がほとんどです。業務請負契約とは言葉の通り、業務(仕事)を請け負う契約のことで、契約時に決められた仕事を完了させることがミッションとなります。
しかし、現実のフリーエンジニアの就労状況は毎月の勤務時間によって管理され、勤務時間を元に毎月の報酬が支払われることになります。法律上の細かい部分は割愛しますが、クライアントと受注契約をする前に、報酬の精算方法は必ず確認しておきましょう。
報酬の精算方法はクライアントや契約内容によってバラバラですが、フリーエンジニアが受け取る報酬の精算方法は大きく次の2つに分かれると思います。
1、労働時間枠を基準とした精算
- 1ヶ月の勤務時間の合計が●●時間~○○時間の間なら定額で○○万円
- ○○時間を超えたら1時間あたりプラス○○円
- ●●時間に満たなかったら1時間あたりマイナス○○円
といった感じで、1ヶ月の労働時間を契約時に設定しておき、実際の労働時間が設定した時間枠に収まると毎月契約した金額をもらうことができます。また、設定した時間枠を超えると残業代のように超過分がプラスされ支払われ、逆に時間枠より労働時間が少ないと過小分が差し引かれる契約となります。
この労働時間枠の契約の場合、年末年始や夏休みなど、出勤日数が少ない月は、1ヶ月の労働時間が想定時間より少なくなり、その分フリーエンジニアが受け取る報酬額が少なくなる可能性がある為、稼働日数が少ない月はいつもより1日の労働時間を長くするなど、労働時間の調整が必要な場合もあります。
2、固定給を基準とした精算
毎月、フリーエンジニアの労働時間に関係なく契約時に決めた一定の報酬を受け取ることができます。労働時間枠の契約とは異なり、月の出勤日数が少ない場合でも同じ報酬額をもらえるので、稼働日数が少ない月にはメリットがあります。
しかし、固定給の契約の場合には労働時間が深夜までとなる場合や、徹夜で作業をしたとしても毎月受け取れる報酬額は変わらない点に注意が必要です。その為、固定給の案件ではある程度の勤務時間を考慮した上での金額が設定されている場合が多いと思います。固定給制の案件を受注する場合には、案件の状況や平均勤務時間などについて事前に確認した上で受注することをお勧めします。
